手コキだけのエステでは物足りない!?

「仕事のあとはたっぷり汗をかいているから、すぐに身体を洗いたいワケよ。それもあって、若い衆の間では洗体エステが流行っているよ」
 こう語るのは、とび職25年になる男性だ。
 洗体エステとはその名の通り「身体を洗ってくれる」エステで、ヌキもある店が多い。
 風俗ライターが語る。
「男性は紙おむつを着用して、シャワールームに設置されたベッドやマットに寝ころぶだけ。女のコが全身泡まみれになるほど身体を洗ってくれるうえ、ソープ並みのボディ洗いも有り。密着プレイを楽しんだ後は、別室で手によるヌキが待っています」
 これが従来の洗体エステの流れだ。ところが、洗体エステ好きのガテン系男子たちが通っているのは、手どころか「本番あり」の店だという。
 前出の鳶の男性が言う。
「俺が知っているのは、五反田にある店だね。一度だけ若い衆に誘われて、一緒に行ったんだが最高だったよ(笑)。女のコは皆、20歳前後のギャルばかりで、最初は水着姿なんだね」
 男ばかりの職場で女っ気ゼロの毎日。水着姿の若い女性を拝めるだけで大興奮だったという。そして、仕事で汚れた身体をしっかりと洗ってもらった後、
「5千円の別料金を払うとスペシャルコースになって、隣のベッドが置かれた個室で、普通にヤレちゃうんだよ」
 洗体エステの料金は60分1万2千円ほど。プラス5千円で最後まで楽しめるとなれば、決して高くない。
 建設現場で働く土木作業員で、45歳の男性もこう語る。
「給料が入ったら、自分へのご褒美に1回は遊びにいくね。前はデリヘルをよく利用していたんだけど、洗体を知っちゃうと、もう他では遊べないね。何がイイって、とにかくラクで気持ちイイ。デリヘルだと、どうしてもこっちも責めなきゃってなるじゃない。でも洗体は完全受け身で、本番もありだからね」
 むろん、すべての洗体エステが違法行為をしているワケではない。なかにはヌキサービスすらない健全な店もあるので一概には言えないが、それでも「本番店」はいくつか存在するのだ。
 では、そんなガテン系男子がハマる「本番洗体エステ」とはいかなるものか。
 早速、突撃してみた。

身体を洗ってもらうのがメインの洗体エステだが、その後のお楽しみも見逃せない

待合室ではガテン系男子が悶々と…

 今回選んだのは、前出の鳶男性が教えてくれた五反田の裏洗体エステ。
 雑居ビルの一室に入ると、待合室には作業着姿にリュックを背負ったガテン系男子たちがいるわいるわ。噂はやはり本当のようだ。
 すでに一杯飲んできたのか、あから顔のオジサングループも。結構な込み具合で、受付では「30分待ち」と言われたほどだ。
 待っている間、プレイを終えた男性客を何人か見たが、一様に肌もつるつる、ボディソープのいい匂いをプンプンさせて、スッキリしたイイ顔だ。
 まさにここは汗水たらして働く男のオアシスか。ようやく記者の番号が呼ばれ、奥の個室へ進む。
「いらっしゃいませ」
 出迎えてくれたのは、明らかにヤンキーギャル! 年齢を聞くと、20歳。しかもビキニ姿だ。若い娘のキラキラと輝く肌の露出に早くも興奮が高まる。紙おむつを穿かされたあと、シャワールームへ。浴室にマットが敷かれており、うつ伏せに寝ると、洗体が始まった。体中を泡まみれにされて、シャボンの香りがイヤというほど鼻孔をつく。
「今日は雨、大丈夫だった?」
 ギャルは生意気にもタメ口だが、変に畏まられるよりもずっと良い。
「ここ、ガテン系男子が多いんでしょ?」
 密着ボディ洗いをされながら聞いてみた。
「そうだねー。お客さんの8割がガテン系かな。私もガテン系が好きだから楽しい。お兄さんもそうでしょ? 筋肉すごいもんね」
 いやいや、筋肉はすっかり衰えた中年ボディだが、嘘でもそういわれると嬉しいものだ。うつ伏せから仰向けの体勢になり、今度は紙おむつの隙間に手を差し込まれて、肉棒を洗われる。当然、ペニスはビンビンだ。
「おっきい……ウフフ」
 こう囁きながら、ギャルは何かを期待する視線を向けてきた。
 ここかなと狙いをつけた記者は、
「ねえ、最後までヤラせてくれない?」
 本番交渉に乗り出すと、ギャルは待っていたかのように「いいよ。5千円だけど、大丈夫?」と急に恥ずかしそうな顔で聞いてきた。これも噂通り。もちろん、OKだ。交渉が成立すると、身体を拭いて、全裸のまま別室へ。
「疲れているだろうから、私に任せて」
 とギャルは言うなり、記者のペニスにコンドームを被せて、いきなり騎乗位!
 ヌルッとした感触に驚いたが、あらかじめローションでも仕込んでいたのだろう。身体の汗を流し終えた後だったが、結局、気持ちイイ汗を流してフィニッシュ!

身体を洗うところから、挿入、フィニッシュまで、全部女のコ任せでラクチンだった