性欲処理係に甘んじて それでも離れられない…

お金よりも愛されてる実感が欲しくて愛人をやってます

 3年前に秘書課に異動となった私は、30歳になった今、秘書としてついている50代役員の愛人をしています。OLの給料以外に毎月の愛人手当てをもらっているので、同年代のOLよりも収入面では恵まれているんじゃないでしょうか。
 でも本当に欲しいのは、お金じゃないんです。欲しいのはやっぱり愛情。でも一度「愛人手当てはいらないから、普通にお付き合いしたいです」ってお願いしたら、「それなら秘書も愛人もやめてもらって構わない」って突き放されちゃって…。
 まぁ妻子ある彼にとって、私なんて単なる愛人にして性欲処理係。お金を介在した付き合いのほうが、きっと都合いいんでしょう。
 それは普段の接し方からもはっきりわかります。だってぞんざいというか、扱いがひどいんですよ。外で会う時も食事を共にする時間さえ作ってくれなくて、さっさとホテルに入ったり、彼がたまに私のマンションに来る時だって、やることやったらとっとと帰り支度を始めちゃったり…。
 これらはまだマシなほうで、最近では私のためにプライベートな時間を使うことも少なくなり、就業時間中に済ませようとすることが増えてきました。
 この前なんて、早い時間に役員室に呼ばれて急いで行ったら、理由も言わずに
「口で一発抜いてくれ」
 ですからね…。
 はい、もちろん抜いてあげましたよ。デスクの下に潜り込んで、チャックを下ろしてオチ●チンを引っ張り出し、喉の奥までしっかり咥え込んでジュルジュルと音を立てて豪快におしゃぶりしたり、舌をねっとりと絡めたり…。愛人になってけっこう長くなるし、彼がどんなフェラチオを望んでいるのかは、言われなくてもだいたいわかります。
 そして、しばらく奉仕した末にオチ●チンがビクビクッと脈打つのと同時に口内発射。口のなかに広がった、50代とは思えないくらいの大量の精液を一滴残さず飲んであげました。
 ここまで一生懸命奉仕したら、普通はねぎらいの言葉の一つでもかけてもらえると思うじゃないですか。だけど彼は冷たくて
「お疲れ。戻っていいよ」
 ってだけ。正直もう少し優しくしてくれてもいいのに…と思ってしまいますね。
 また、別の日には
「下だけ脱いで、私の膝の上に乗りなさい」
 って命令されたこともありました。で、そのまま椅子の上で対面座位。
 就業時間中に会社で抱かれるのは、背徳感みたいなのがあって、すごく興奮しちゃうのは確か。この時も愛液が床にポタポタ滴り落ちるいくらい感じて、最後は彼にギュッと抱きつきながらイッちゃいました。
 でも「愛してる」って言葉はなくて、この時もエッチが終わったらお掃除フェラして、キレイになったら「戻っていいよ」の一言だけ。寂しすぎますよね。
 別に奥さんと別れてほしいって言うつもりはないけど、正直もう少し愛されているって実感がほしいです。もちろんそれを求めると、彼の心がさらに離れていくのがわかっているから、結局、性欲処理係に甘んじるしかありませんが…。