昼夜を問わずに女たちが客を引く

深夜遅く、終電が出た後もどこからともなく立ちんぼが現れていた

 大阪の2大風俗街のひとつであるキタの歓楽街から電車でたったの3駅で、対照的な風俗街に辿り着いた。
 京橋駅で下車すると、ディープな雰囲気が街を覆っていた。一杯飲み屋が商店街にたくさんあり、ちょっと引っかけて帰るサラリーマンの姿を頻繁に目にした。
 色町として歴史ある場所には、昔からのピンサロ、本サロの類が多い。そういうところでは公然と本番をヤラせる傾向がある。
 路地の一画に昭和を絵に描いたようなピンサロがあったので突撃した。
「ココって最後までありますよね」
「お客さん、ウチは真面目な店なんですから、そんなん無理やで」
 人のよさそうなおじさん店員は笑ってそう言うと、肩を落とす記者を見て優しく情報を教えてくれた。
「ココは初めてなん? 駅の改札のトコらへんに立ちんぼがぎょうさんおるから、行ってみたらエエねんて」
 商売抜きのこういう情報は非常に助かる。古くからある色町に限っては、こういう人情が今も色濃く残っている。
 言われた通りに向かうと、6人ほどの熟女が立っていた。
 その中で最も若そうなコに声をかけてみた。
「ちょっと時間ありますか?」
「遊んでくれるんやったらあるけど」
 笑ってそう答えた三十路の人妻とは、5分後には近くのホテルに入っていた。
 服を脱ぐと紫のランジェリーがとてもセクシーで、思わず背後から抱き締めた。
「はぁん、そんな事されたらグチョ濡れになってまうわ」
 発情した人妻さんは、記者に馬乗りになると肉棒にしゃぶりつき、ギンギンになると上から有無を言わさす挿れてきた。
「エエわ、久しぶりのエッチやからめっちゃ感じるわ」
 激しい腰使いに、辛抱たまらず濃厚な白濁液をブチ撒けた。

たまに若いコが現れるが、そういうのは決まってキタで摘発があった時である