ネットのとある掲示板。そこには自分の彼女や奥さんを他の男に抱かせたいという“寝取られ”性癖の持ち主たちの書き込みで賑わっていた。どうして彼らは大切なパートナーを寝取られたいと思うようになったのか。さっそく調査してきた。

僕の目の前で妻とシテ下さい 感度良いでエッチも楽しめますよ

妻23歳、おメメぱっちり可愛い系。フェラチオが上手でザーメンを飲ますのはアリです。ナマは無理ですが、アナル生出しOK。あなたのチ●ポ奴隷にしてください。夫29歳。

「23歳の妻をチ●ポ奴隷にしてやってください」なんて刺激的な書き込みをしていたのは、29歳の男性。半年ほど前からこのような文面で、寝取り男の募集をかけるようになったという。
「僕が寝取られ好きを自覚したのは高校生になり、初めて彼女ができた時。というのも、自分が彼女とセックスしているところより、彼女が友達に寝取られているシーンを想像している方が興奮するのに気付いて…。ただ、この時は不用意に『お前が寝取られているところを見たい』ってぶっちゃけたせいで、『信じられない、変態!』って罵倒された上、フラれちゃいましたけどね(笑)」
そんな彼が今の奥さんと出会ったのは3年前。すでに大人になっていた彼は、昔と同じ轍は踏まなかった。
「当時は結婚前でしたが、妻が僕の目の前で他の男に抱かれることに何の抵抗感も持たなくなるまで、時間をかけて誘導していったんです。具体的にはハプニングバーやカップル喫茶に連れて行って、他の人の乱交を見学させたりして、徐々に変態プレイに慣らしていったり。で、頃合いを見計らって初めてスワッピングを経験。初めて妻が僕の目の前で他の男に抱かれているのを見た時はめちゃめちゃ興奮させられましたが、妻自身も僕の目の前で他の男に抱かれて、普段以上に興奮しているようでした」
そして性の相性が抜群にいいことを確信した二人は1年前に結婚。さらに半年前からネットで寝取られ募集をするようになった。
「アナルの生中出しOKにしているんですが、寝取られる妻を見て一番興奮するのは、相手の男性が発射後にアナルからチ●ポを引き抜く瞬間です。この時、相手の溢れた精液が妻の太ももを伝ったりすると、征服された感があって、最高にゾクゾクさせられます。我ながら本当に変態だなって思うけど、こればかりは性癖なのでどうしようもありませんね(笑)。今では妻もそんな姿を僕に見せつけることがすっかり快感になったらしく、おかげさまで夫婦仲はすこぶる良好ですよ」
ちなみに自慢の奥さんはキュートなルックスで敏感体質。リピーターの寝取り男性も少なくないそうだ。

初めての寝取られプレイです 彼女が夢中になる巨根男性希望

妻29歳。他人に触らせたくないくらい大切な妻です。目の前で堂々と胸を揉まれたり、自分よりデカいチ●コを挿入されて感じてる彼女を想像するだけで興奮してきます。夫31歳。

ネットで初めての寝取りプレイの相手を探している夫婦もいた。夫は31歳で、妻は29歳。結婚して3年目だが夫婦仲はいいそうで、これまで浮気したことはともに一度もないという。
「妻のことは心から愛しています。というか、本当は妻が他の男と少しでも接触することすら許せなくて、妻には男の美容師がいるところでは髪を切らないようにって注文をつけているほどなんです」
どうやら人一倍嫉妬深い性格のようだが、そんなダンナさんがどうして寝取られプレイをしてみようと思うようになったのか、まったくの謎である。
「不思議に思われるかもしれませんが、嫉妬深い方が寝取られ好きになる可能性が高いんですよ。だってパートナーを大切に思い、それを独占したいって強く考えているからこそ、寝取られた時の高揚感がさらに増すわけですからね」
彼が最愛の妻を寝取られたいと思うようになったのは、ここ1年間くらいのこと。なんでも「妻が他の男と浮気したらどうしよう」という心配が、やがて妻が他の男と浮気しているシーンを妄想することに繋がり、ついには寝取られの興奮を実際に味わってみたいと思うようになっていったそう。なんだかミイラ取りがミイラになるような話である。
そして実際に寝取られプレイの募集をかけるまでに、彼がもっとも苦労したのは、やはりというべきか、奥さんの説得。最初は大ゲンカになったという。
「妻は『私に飽きたってこと!?』ってすごい怒ってました。そうじゃないってことを根気よく説明したけど、理解してもらうのに結局3カ月くらいかかりましたね。まぁなんとか承諾を得ることができたので、今は巨根に突かれてアエギまくっている妻の姿を早く見てみたいです。きっと、とんでもなく興奮するだろうなぁ(笑)」

ウチの妻に夜這いを仕掛けてたっぷりクンニして下さい

妻も夜這いを承諾済みなのでご安心下さい。34歳ですが、若く見えます。性感帯は乳首とおへその下です。クンニされるのが大好きです。オマ●コはかなり狭いです。夫43歳。

一方、「妻に夜這いをかけてくれる男性を募集しています」と掲示板で呼びかけるのは43歳の男性。もちろん彼も寝取られ性癖の持ち主だが、夜這いプレイはその性癖を満足させることだけが目的ではない模様だ。
「実は3年くらい前まで、妻とはセックスレスでした。原因はマンネリ。だんだん妻とのセックスが億劫に感じるようになって…。で、日常的な会話も激減して、夫婦仲がギスギス。一時は離婚も考えるほど、関係が冷え込みました」
このままではいけないと思った彼は、妻にある提案をする。それが寝取られ。
「正直に言うと、離婚寸前まで行ってなお、妻とセックスする気になれなかったんです。だから自分の代わりに他の男をあてがおう、と(笑)。この時の妻は『どうでもいい』的な冷めた反応でしたね」
ところが、苦し紛れのこの提案が大当たり。初めての寝取られプレイで、ふたりとも異常なくらい興奮してしまったという。
「妻は僕の視線にさらされながら他の男に愛撫されるシチュエーションに興奮して、僕は恥じらいまじりの妻の乱れ方に大興奮。それで興奮冷めやらぬなか、続いて久しぶりに夫婦でセックスしたんですが、これもまた大盛り上がりでした」
こうして夫婦仲が劇的に改善。以来、夫婦間のセックスも頻繁に行なうようになったが、同時に寝取られプレイも続けているそうだ。
「夜這いは、事前に打ち合わせはしますが、正確な時間はあえて決めません。いつ夜這いが仕掛けられるかわからないから、ドキドキのハンパないんですよね」

29歳の妻は押しに弱いドMです あなたの性欲処理にお使い下さい

私は42歳のバツイチで、妻は初婚です。妻を心から愛していますが、寝取っていただける方を募集します。私の前で見せつけても、貸し出しもOK。AVのようなハードなプレイを期待しています。

好きでもない男にイカされるのは、女にとって屈辱的とも言えるが、それが好きな男の前からなおさらだろう。そう、女性視点の寝取られプレイは、最愛の男に見せたくない姿を見せなければならないという、究極のマゾプレイでもあるのだ。というわけで、SMカップルが寝取られプレイの相手を探しているケースも存在する。
「29歳の妻はM気質で押しに弱いタイプ。あなたの性欲処理にお使いください」という書き込みをしていた42歳の男性も、SMプレイの延長で寝取られ募集をするようになったとか。
「ある時、妻を他の男とセックスさせたらイジメるネタになりそうって思いついたんです。で、実際に試してみたら、僕も妻も大興奮。一気にハマリました。ちなみに僕が寝取られで期待するのは、AVのようなハードなプレイ。たとえばバイブとアナルバイブの2本挿しで責めてもらったり、手足を拘束してブチ込んでもらったり。妻の体に跡が残るようなのはダメですが、ハードなのは大歓迎。あと、夫である僕の前でプレイするのに抵抗感があるようなら、貸し出しもOKですよ」
彼の一番の楽しみは、寝取られた後の奥さんとのセックス。この時、寝取られたことをネタにネチネチ言葉責めをするのが楽しくて仕方ないそうな。
「目の前で寝取られた場合は『あの極太のチ●コ、美味しそうにしゃぶってたね』とか『オレに愛撫される時よりも愛液の量が多かったよ』なんてネチネチと。で、貸し出しの場合は、どんなことをされたか、相手のチ●コはどんな形でどんな大きさだったのか、詳しく報告させます。いずれにせよ、この時の妻の羞恥心と悲しみと興奮の入り混じった表情を見ると、最高にゾクゾクさせられるんですよね」
寝取られ募集をするカップルには、どうやらそれぞれのカップルごとにさまざまな思惑があるようだ。

こんな変態カップルもいた!?

寝取り相手を募集する掲示板には、他にもさまざまなカップルによる書き込みで溢れていた。
「この4月から2年間海外への単身赴任が決まったため、その間、妻と生活を共にしてくれる男性を募集しています」という書き込みをしていたのは、33歳の男性。どうも知らない男に浮気されるより、自分で面接した相手に寝取られる方がマシと考えたらしい。
また他にも「1カ月間、彼女を貸し出します」「忙しい自分に代わって妻を調教してくれる男性を募集しています」なんてのも…。

寝取られの目的はカップルによって異なる