風俗嬢だからといって、何をしても構わないワケがない。昨今、風俗業界で横行している「店内レイプ」の実態を徹底取材した!

レイプ=本番!?摘発を恐れる店

無理やり本番させられてビデオ撮影まで…証拠として残るのはレイプではなく、本番をやったということに

昨年6月、都内の工業高校の男性教諭が風俗を利用。ところが派遣された40代の風俗嬢に馬乗りとなって、殴る蹴るの暴行を加えたとして逮捕される事件があった。
「さらにこの教師は女性のバッグから現金26万円を強奪する始末。こんな鬼畜な男が教師だったなんて信じられません」(全国紙社会部記者)
だが、この事件は氷山の一角に過ぎない。そう語るのは元デリヘル経営者だ。
「風俗嬢と客のトラブルなんて日常茶飯事。さすがに殴る蹴るの暴行をされたら店側も黙っていないけど、正直、レイプ程度なら問題にしないこともありますからね」
レイプ程度!? この言い方からも分かるが、店によっては客に犯されても泣き寝入りせざるを得ない風俗嬢もいるようだ。
「特に東京五輪を間近に控えて、今は当局による風俗への締め付けが厳しい。レイプ被害を訴えると、逆に『本番行為をした』とみなされる危険もある。そっちのほうが店は困る」
これが現状なのだ。

紙袋を被せられて生中出しをされた

悲惨なのは被害に遭う風俗嬢だ。都内のイメクラ店に勤める咲菜ちゃん(20歳・仮名)はこう語る。
「私は以前、シャワーを浴びてバスルームから出てきた瞬間、頭に紙袋をいきなり被せられたことがあります。ビックリして身体が固まってしまって。結局、その客に脅されるまま、生中出しをされました。客が帰った後、すぐに店に報告したけど同情されるどころか『本番するんじゃねえ!』と怒鳴られました」
また、SM系デリヘルで働くM女の梨沙ちゃん(22歳・仮名)は女のコ2人による3Pプレイの際、
「客はヤ〇ザ風の強面のオヤジで、最初から私たちを恫喝。オプションでもないのに無理やりレズプレイをさせられました。その後、私たちは並んで四つん這いにされて、それぞれの穴に交互に突っ込まれたんです。『M女だから嬉しいだろ』って言われながら……」
本番強要どころか、完全なレイプだ。こうした被害報告はいくらでもあるのだ。

オプションにないレズ強要も!

シャブ中の客から異臭を放つオタク

だがもっとヤバい客もいる。清水アキラの三男が覚せい剤所持の容疑で逮捕された事件は記憶に新しい。
「逮捕のキッカケは清水容疑者が池袋のラブホに風俗嬢を呼び、クスリを一緒にやろうと勧めたからです。当然、風俗嬢はすぐに警察に通報して御用となりました」(夕刊紙記者)
この事件は風俗嬢が気丈に断ったからよかったが、
「シャブやっている客も多いです。逆らうのは危険なので仕方なくシャブセックスに付き合ったこともありますよ」(ギャルデリヘル嬢・22歳)
無理やりシャブ漬けにされる危険も少なくないのだ。
またオタク系の客にもヤバい奴が多いという。
「3年間風呂に入らず、歯も磨いていないオタクが来るんですけど、殺人的な異臭で、私はプレイ中に失神しそうになった」(イメクラ嬢・19歳)
もちろんシッカリとした風俗店、風俗客が大半だが、中にはこんな客もいるのだ。