中高年男性にブーム到来!?

通常の射精以上の快感が得られるというドライオーガズム。
最近では中高年男性の間でも静かなブームとなっているが、絶頂に達するための方法とは?

男に生まれながら女のアクメを体感

「あの快感を覚えたら、もうフツーのセックスでは満足できなくなるかもね」
こう妖艶に微笑むのは性カウンセラーの青山愛さんだ。あの快感とはその名をドライオーガズム。あまり聞き慣れない言葉であるが、
「ドライオーガズムとは射精を伴わない性的な絶頂のことです。つまり精液を出さない状態で、何度もイク快感を味わえるんです。もっといえば女性の絶頂と同じで、男性でも女のアクメを体感できるんです」
おいおい、そんな不可思議な現象が本当にあるの? 早速ネットでも調べてみると、確かに記者が知らなかっただけであるわ、あるわ。
風俗ライターもこう語る。
「最近はドライオーガズムに導く風俗もあるほど。しかも、そういう店を訪れるのは中高年男性が多いんです。オジサンたちが女の快感に興味を持ち始めているんです」
なんともはや…。だが、中高年の間で密かにブームなのは間違いないようだ。
青山さんが続ける。
「オジサンたちはいろいろな遊びを経験していますからね。精液を出すだけの本来の快感に飽きて、未知なる領域を求めてドライオーガズムに挑戦されるんです」
さらにもう一つ、重要な理由があるという。
「ドライオーガズムは前立腺刺激によって起こる快感現象なのです。そして前立腺を開発することで、ED予防にもなるんです」
一石二鳥なのだ。

乳首オナニーから前立腺ピクピク!

むろん、誰もが簡単にドライオーガズムを得られるワケではない。
「かなり個人差があります。すぐにドライオーガズムを体感できる人もいれば、1~2年かけてようやく…なんて方もいます。ナカでイキやすい女性とそうでない女性がいるように、人によって全く違うんですよね」(青山さん)
だが、挑戦してみる価値はある。そのやり方を青山さんに伝授してもらった。
「まず、一人で楽しむ場合、前立腺を刺激するグッズが必要です。エネマグラやアネロスなどがソレ。ローションなどで肛門をしっかり濡らした後、ゆっくりと挿入してみましょう」
これらのグッズは基本的に、突起部分が前立腺に当たるような形状になっている。だが、右下の図を見て、ある程度は前立腺の位置を自分でもわかっておこう。
「前立腺に当たると思わず、声が出る男性も多いです。なんともいえない快感がグッとくるんです。ちなみにソレは女性がGスポットを刺激された時に似ています」
気持ちイイ部分に当たったら、しばらく静止。5~10分はそのまま動かず、前立腺を刺激しておく。
「徐々にアナルがほぐれてきたら、オナニー開始です。ただしペニスを握るのはNGです。女のコになった気分で、自分の乳首を弄ったり、亀頭をクリトリスに見立てて撫でてください」
また、雌の気分になることで脳内も興奮する。
「オナニーをすれば、肛門の括約筋がピクピクと動きます。それに合わせて前立腺グッズも動くので、イイところを刺激され続けるんです。これを繰り返していると、大きな快感のうねりが来てイッてしまう。しかも射精はしないので、連続イキも可能なんです」
男で生まれた限り、一生味わえなかったはずの女のアクメ…そんな夢が叶うとなれば、やってみる価値はありますぞ!