私も夜は寂しいからココに…孤独な人たちと温めあうの
普段は一般人で賑わう街も、夜も深い時間帯になれば別世界。
SNS援交は危険…やはり直交渉で
寒風が吹きすさぶ季節。路上に立つ立ちんぼは繁華街でも滅多に見かけなくなったが、あの場所なら暖かくて問題ないというスポットがある。今年の冬は「ファミレス援交」なるものが池袋界隈で囁かれているのだ。
本誌風俗ライターが語る。
「近年、ギャル援交はツイッターを始めとしたSNS系が中心でした。ところが最近はサイバーパトロールも厳しくなり、買う側の男も警戒心を強めているので、援交娘たちもなかなか客が見つからない状況なんです」
結局、一番安全なのは街中での直交渉。その交渉の場として、深夜のファミレスが利用されているという。
「眠らない街の池袋には24時間営業のファミレスも多い。とはいえ夜中になれば、客もまばらで店員の数も少ない。客同士が何やら怪しいやり取りをしていても目立たないのです」
実際、ファミレス援交を体験した男性も少なくない。タクシー運転手のAさん(54歳)もその一人だ。
「深夜の勤務で休憩を取るとき、ファミレスはよく利用するんです。ドリンクバーを注文するだけで長居できますからね」
援交娘と遭遇したのは、ある平日の夜中2時過ぎ。ドリンクバーを取りに行った際、20歳そこそこのギャルから声をかけられた。
「僕がコーヒーを入れようとしたら、真後ろに立っていて、僕と目が合うとニッコリほほ笑んできたんです。一瞬知り合いかと思いましたが、すぐに彼女は体を近づけてきて小声で、うちと遊ばない?って…」
突然のことに慌てふためいたものの、ギャルのみずみずしい肌や甘い香水の香り、そしてすでに冬場だというのにスラリとした脚を晒したミニスカート姿に、Aさんはドキリとした。
「い、いくらで?」
つい聞き返すと、
「コレぐらい欲しい」
ギャルは指を1本立ててきたという。1万円だった。
「正直安いと思いました。『ああ、いいよ』と返事をすると、ギャルは店を出て待っていると言ってきたんです」
引きこもりが来る深夜のファミレス
Aさんはその後、店を出て近くのラブホで1時間ほどギャルと楽しんだという。
そこで本誌取材班も現地を調査。その結果、一人の援交娘を発見して、交渉の末、その場でインタビューにも応じてもらえたのだ。
カナちゃん、22歳。細身のスレンダーボディで、黒髪ロングの似合うお姉さん系のギャルだ。現在は無職で、本人曰く「引きこもり」とのこと。生活費の大半は援助交際で稼いでいるそうだ。
「ファミレスで客を取る方法は女のコはみんな知っていますよ。ここは暖かいし、ネットや道端で客を見つけるより、安全だもん。それに客層がいいの」
深夜のファミレスにいるのは基本的に寂しいお客さんばかり。
「私みたいな引きこもりやオタク系が多いの。性格もおとなしいし、女にモテないから飢えているのよね。だから、声をかければ大抵、喜んでついてくる」
料金相場は1万円~1万5000円。相手の懐具合をみて判断するという。
「一度買ってくれたお客さんは次もファミレスに来て常連となる人もいるね(笑)。相手に時間がない時は、トイレで済ませちゃう時もあるよ。ただ毎回、同じファミレスで客を取っていたら、店に怪しまれるから、アチコチのファミレスで援交はやるようにしている」
なんともはや…。そして、お金だけが目的ではないという。
「深夜にファミレスでウリをしている時点で私も寂しいの。だからお客さんが見つかると朝までホテルで楽しむ時もあるよ。だって、夜は寂しいんだもん」
アナタの家の近くのファミレスでも!?