貢ぐだけで終了はツラ過ぎるこんなケースは危険な合図

Q. 初めて行った次の日から「声が聞きたかっただけ♥」なんて電話が。営業電話とは思えないんですけど、これって脈あり?

そういう言い回しをするのがキャバ嬢の営業というものです。その後に甘えたような口調で「今日ヒマかな??」とかボソッと「会いたいなぁ…」とか言ってはいませんでしたか? そういった電話を何十本、時には何百本とかけて一人の客を店に誘い出す。派手な表舞台の陰では、こういう地味?なことをするのもオミズの仕事なのです。ちなみにキャバ嬢が月に支払う携帯電話の料金は平均3万円以上にもなるそうです。

Q. 同伴は何度もしているのですが、アフターはしてくれません。なぜですか?

キャバ嬢が同伴したことによるメリット、デメリット。アフターをしたことによるデメリットを考えて下さい。同伴には店から支払われる同伴手当やあなたが負担する食事代、重役出勤の許可など特典がいっぱい。その特典のために彼女らがする努力は営業と早起き程度。対してアフターは危険なオオカミ、いや、ただのウザ?いオッサンとの残業。しかも次も店に来て自分を指名してくれるか未確定。この両者を比較した時、答えは…分かりますよね?

Q. 同伴した日に「今日はアタシが奢るね♥」なんて言ってくれるんですけど、これってどういう意味?

こんな話、初めて聞きました。身銭を一切切らないのが彼女たちですから。
推測で話すと二通り考えられます。一つは心底あなたに惚れている、もしくは「肉を切らせて骨を断つ」作戦。さんざんエサを与えておいて、最後にそれ以上の大収穫。恐らくこれでしょうねぇ。後日、東京湾に沈む前に結果を教えて下さい。

Q. 「彼氏がいたらキャバなんてやらない」って言葉は本当ですか? ちなみに僕のオキニは彼氏の第一候補に僕が入っているそうですが、本当に付き合えるのでしょうか?

その言葉が本当だとしたら、キャバクラ嬢と呼ばれる女のコたちのほとんどが業界から足を洗う必要があるでしょう。そのキャバ嬢が彼氏にしたい第一候補にあなたは挙がっているそうですが、一体その第一候補とやらは何人いるのでしょうか? さっきから冷や水をぶっかけるようなことばかり言っていますが、客にバーチャル恋愛を実感させるのが彼女たちの仕事。リアルをバーチャルに変えるには嘘という魔法が必要なのですよ。

Q. 「毎日メールするね」とか言いながら、実際にはなしのつぶて。かと思えば突然、意味深なメールが送られてくるのですが、冷静に考えると出勤日だけってことでしょうか?

ご質問しているあなたが実は一番分かっているようですね。どうやらダメ押しをされたいようなのでハッキリ申し上げます。そうです。まず「毎日メールする」が守られていないことだけで彼女の言葉が社交辞令だと分かりますよね。気があれば送り忘れはないし、メールを打つ時間もない忙しさでも本気なら電話の一本くらいありますよ。おそらくあなたからもアプローチをしたと思いますが、それでも応答がないので「どういうこと?」と疑問を抱いたんですよね? でもたまにメールが来て内容は意味深。それはそれまでの無礼に対する彼女なりの穴埋めでしょう。これ以上は可哀想すぎて言えません。

Q. なんと僕の誕生日にデートしてくれるそうなんですが、これって進展ありってことですよね?

キャバ嬢があなたの誕生日デートを申し出てくれたんですか? それはおめでとうございます。さぞや豪勢な料理が並ぶのでしょう。誕生日プレゼントは何ですかね? でもその誕生日パーティの費用はどなたがご負担するのですか? パーティ終了後は祝ってくれたキャバ嬢と彼女が働くお店に同伴出勤なさって自腹で本日2本目のドンペリですか? まだ質問に対する答えを続けた方がよろしいでしょうか?

Q. ぶっちゃけ「同伴するのはアナタとだけ」って本当ですか?

斬り続けてきましたが最後のお題です。って、これまたある意味キョーレツな質問です。親愛なる読者にあまり失礼なことは言えませんが、キャバ嬢の出勤日は年間数十〜百数十日でしょう。あなたが目当てのコの出勤日に欠かさず同伴をすればその言葉もありえましょう。しかし、その彼女の顧客が自分だけとはさすがに思っていないでしょ? ならばキャバ嬢が「メシの種」である同伴をやすやすと放棄すると思いますか? 残念、アナタだけじゃないですから!

背伸びをするな自然体が一番

「キャバ嬢との付き合い方を教えます」と言ってこの結論かと思われるでしょうが、客とキャバ嬢が同じ場所にいても、カネを払う側とカネを搾り取ろうとする側に分かれる以上、そこに恋愛の図式が成立する確率はかなり低いと感じざるを得ません。とは言っても「キャバ嬢と付き合うのは不可能」ということは全くありません。実際にキャバ嬢と恋仲にある人もいるでしょうし、前ページでは同棲中の方のコメントもありました。彼ら「勝ち組」の意見を拾うと、最初から彼女らを口説こうと思っていると「欲望ギラギラオーラ」が伝わってしまい、途端に恋する乙女が無機質なプロのキャバ嬢に変わるんだそうです。
つまり煩悩を振り払って平常心を保った状態で、脳からアルファ波が出ている瞬間こそ「その時」と言えそうです。まずは自然体で集中力を養って下さい。