旅の恥はかき捨てとばかり

旦那は知らぬ奥様3人組の口裏合わせ…

「人妻ほど旅先で開放になる生き物はいない。普段の生活から逃れて、遊びたがっていますからね」
ナンパ師の男性がこう語るように、行楽シーズンの秋こそ、観光地は人妻ナンパのスポットと化すようだ。
「東京なら、やはりスカイツリーがオススメ。地方から観光に来た人妻グループが必ず立ち寄りますからね」
なかなか一人旅の人妻はいないので、ナンパする際、こちらも複数のほうが良い。
声のかけ方も簡単だ。
「若いギャルと違って、人妻は男に声をかけられるだけで、喜ぶんです。一番いい方法は、写真撮影をしている人妻グループに『皆さんでお撮りしましょうか?』と声をかけることですね」
一度会話をすれば、あとはなし崩し的に「どちらから来られたんですか?」「東京は他にどこを見られましたか?」「良かったら、一緒に見て回りませんか?」というように、距離を縮める。
教えられた方法で本誌ナンパ班も3人組で実践。同じく3人グループの奥様に声をかけて、見事、うち1人が「最後まで」成功した。
その流れはこうだ。スカイツリー前で写真撮影をしたあと、ともに観光。その中でそれぞれのカップルが自然と出来上がっていった。
やがて夕食も一緒に食べることになり、酒が入る中、
「僕はリオさん(39)にこっそり電話番号を聞いたんです。で、すぐにショートメールで『この後、2人になれませんか?』と送ったら、すぐにOKの返事がきたんです」
と語るのは唯一成功したナンパ班のK君の談だ。一人だけ抜け駆け、と言われかねないが、
「他の2人の奥さんは、リオさんが、僕と会う旨を伝えると、『いいわね。頑張ってきて。大丈夫、旦那には私たちと一緒だったと言えばいいから』って送り出してくれたそうです(笑)」
人妻たちは口裏を合わせて、旦那へのアリバイ作りまでしていたというのだ。

グループで旅行中とはいえ、抜け駆けもOK。あまりにも開放的な観光地の人妻たち