夜の歓楽街で働く女性たちは、時には恐い体験をすることもあるという。その大変な毎日について聞いてみた！
「寝てたら空き巣が自宅に侵入して…」キャバクラ嬢美樹さんの場合
寝ぼけ眼で目を覚ますとヒゲ面の知らない男が！
歌舞伎町のキャバクラで働いてるんですけど、自宅マンションの玄関ドアを施錠せずにソファでウトウトしていたら、見ず知らずの男が入って来たんです。半分寝ぼけ眼で彼氏だと思って目を開けたら、ヒゲ面の見ず知らずの男がいるでしょ。殺されるんじゃないかと思ったら、私も大声を上げて半狂乱になっちゃいましたよ。
空き巣も忍び込んだのはいいけど、リビングで寝ていた私には驚いたでしょうね。悲鳴を上げたら、男はそのまま玄関から飛び出し何も盗らずに逃げて行きました。被害はなかったけど、本当に死ぬかと思いましたよ。
玄関の鍵を閉めていなかったのは、同棲している彼氏から「1時間ほどで帰るけど、鍵を会社に忘れたので玄関のドアを開けて置いてくれ」と連絡があったからなんです。
以前も同じようなことがあって、そのときは熟睡していた私がチャイム音に気づかず、玄関ドアをドンドン叩いていた彼は不審者と間違われ、隣の人の通報でやってきた警官に連れて行かれてしまって。私が交番まで迎えに行ったんだけど、そのときも「寝ていたお前が悪い」「鍵を忘れたあなたの方が悪い」と大喧嘩でしたよ。忙しい毎日で、彼氏ともスレ違いが続いているんですよね。
「店の経営者がヤバい暴力団で…」デリヘル嬢里佳さんの場合
私は青森の高校を卒業して、生命保険会社に入社したんですが、朝9時から夕方5時までキッチリ働く生活に飽きて、国道沿いのドライブインでレジの仕事をしていたんです。今となって思えば、それも地味な仕事なんですけどね（笑）
そのときに知り合ったのが、トラックのドライバーをしていた2歳年上の彼氏でした。ところが交際して半年のこと、彼氏が交通事故を起こして会社を辞めてしまったんです。結果、彼氏のローンやガソリン代から食事代まで、全てが私の負担になってしまいました。要するにヒモですね。
こうなるとドライブインの給料では追いつかないんですよね。そのためお金が無くなるとカードで借金するようになっていました。そんな生活をしていると、借金を返すために別のカードで借金をする。借金は雪だるま式に膨れ上がっていきます。
ヒモ彼氏のために風俗入りするも…
それで冗談で「風俗で働こうかな」と言ったんですが、彼氏が本気で受け取ってしまい、そのまま彼の言いなりで地元のデリヘルで働くことになってしまいました。実はこの経営者がヤバい筋の人で、知り合いだというコワモテのお客が来ると本番を強要するんです。そのため本番が嫌で店を辞めようとしたんですけど、彼は店からも借金していました。このままでは店を辞められないので、1人で夜逃げ同然に上京。今は借金返済のため都内のヘルスで働いています。
「常連客と交際を始めたけれど…」ソープ嬢早苗さんの場合
私は10年前、父親の入院費や、自分の学費を稼ぐため2年ほどソープで働いていたことがありました。その時、お店に客として来ていた男と付き合うことになったのですが、とても嫉妬深い男で私が少しでも遅く帰るとすぐに殴る蹴るの暴力を振るうんです。それに耐えられず、結局1年ほどで別れました。
その後、私は故郷で結婚して夫婦円満の生活をしていましたが、あるとき偶然にも元カレとばったり出会ってしまったのです。そのときは夫も一緒だったので軽く会釈しただけでしたが、それからどこで調べたのか、元カレから電話がありました。
その時は駅前の喫茶店で会ってお茶をした程度でしたが、それ以来、たびたび連絡があり、様子がおかしいのでもう電話をしないで欲しいと伝えても後の祭り。今度は金の無心が始まりました。
最初は主婦だと自由になる金はないと断っていましたが、あまりのしつこさと家庭を壊されるという恐怖から消費者金融で借金し渡してしまったのです。その後もたかられ続け、気付けばその額100万円以上。当然、借金の返済もままならず、私の過去と共に夫にバレ離婚という最悪の結末に。現在は借金返済のため人妻風俗店で働いています。
「SMプレイがエスカレートして…」デリヘル嬢純子さんの場合
私が働いているデリヘルではSMプレイは提供していなかったんですけど、そのお客さんは料金に1万円を加算すると言うので、ついつい私も了承してしまったんです。
店のスタッフも「一見客じゃないから大丈夫」って言っていたし、ホテルに到着して相手の顔を見たら2回目の客でした。それで安心して、いつものように一緒にシャワーを浴び、ベットでプレイに入ろうとしたら、カバンの中からバイブとかロープとか手錠を出してきて、私を亀甲縛りにしたんです。
しばらくバイブでクリを責められてたけど、私が悶えて足や手首をバタバタさせるので、素人の絞めた緩い亀甲縛りが解けて来てしまって…。男は私の手首を後ろ手に廻させ、今度は手錠を掛けたんです。不安を感じたので「手錠を外してよ」とキツく言うと、見る見るうちに男の形相が変わり、私の上に覆い被さって来ました。手足をバタバタさせながら「助けて！」と大声を挙げたんですけど、口にタオルを押し込まれ、バイブで散々もて遊ばれた挙句、レイプされてしまいました。男は料金も払わずに逃げてしまい、それっきりです。
「10年間かけて貯めたお金が…」ソープ嬢紗香さんの場合
ソープで地道に稼いだ金があっという間に消えた理由
18歳からソープで働いて、10年かけて4000万円ほど貯めて、そろそろ足を洗おうと思ってたんだけど、たまたま就いた客が、株取引やFXで1年間に2000万円を儲けたって言うじゃない？ それで私も口座を開設したわけ。
素人だから最初は50万円だけ口座に入れてボンドを買ったんだけど、4日で消えた。損を取り戻そうと、さらに100万円を入れたんだけど、今度は2日でゼロに。当時、ポンドはドルやユーロと比較して値動きが激しく、儲けも損も大きい通貨なんて知らなかったからね。その後も更に数十万が吹っ飛んだけど、ちょっと目を離した隙に60万円の利益が出ると、ソープで嫌な客の相手をするのがバカバカしくなっちゃったのよ。
その後、毎月1000万円以上を運用するようになって、このまま行けばFXで食べて行ける雰囲気だったけど、ちょっとした判断ミスで株もFXも全滅。気がついたときには4000万円が泡と消えちゃった。去年から人妻風俗店で働き始めたけど、何事も堅実が一番かな（苦笑）
「とんでもなく不潔な客に当たって…」ヘルス嬢早智子さんの場合
即尺を売りにする都内の人妻店で働いてます。以前に「血が出るぐらい強く乳首を噛んでくれ」と哀願するＭ男に遭遇したときも閉口したけど、この間やってきた客もキツかったです。わざと半月以上も風呂に入っていないボサボサ頭の変態男だったんですよ。
スーツ姿のサラリーマン風で、いつも通りホテルでズボンのベルトを緩めて即尺をしようとしたんですけど、どこかすえた臭いがします。それでシャワーを浴びさせようと「身体が冷えているみたいだから先にシャワーを浴びましょう」と言ったんです。
ところが男はいきなり私の頭を押さえ込んで「即尺が店の売りだろ、早くやれよ」と言い出します。それはそうなんだけど、最低限のマナーとかモラルっていうものがあるじゃないですか。
仕方なく白い粉のふいたモノを嘔吐しそうになりながら半泣き状態で咥えましたよ。プレイを終えて、店に帰る途中で急に涙があふれてきて、精神的なツラさでその日から1週間も店を休むハメになりましたね。
ウチのお店では、女のコの判断で、即尺を断ってもいいと言われているんですけど、以前に即尺を断ったら、男はお店に電話をして来て「即尺はしないし、１万円払えば本番をやらせると言った」とあることないことクレームをつけたんです。金を払ってるんだからという横柄な態度や、ルール無視の男は風俗遊びの資格はないですよね。
即尺OKの店でもマナーは大切！
「興奮し過ぎた客が過呼吸で…」ホテヘル嬢雪さんの場合
先日、お客さんの待つホテルに行ったら、相手は20代前半の男のコだったのね。オプションでおもちゃを使うコースだったんで、持参した電マやバイブを取り出し、パンティーの上から当てて使い方を説明していると、彼はそれだけで大興奮。浴室で彼のあそこを洗ってあげると、フェラする前からビンビンなんで、若いっていいなと思いましたよ（笑）
ベッドでシックスナインをしてあげた後、正常位の体勢で自分でバイブをクリに当てて喘ぎ声を上げていたら、なぜか彼がベッドにうずくまってるの。どうしたのかなと顔を見ると過呼吸状態で顔面蒼白！
過呼吸って一時的なパニック状態で、自分で息を吸うことはできても吐くことができなくなっちゃうんですよ。血液中の二酸化濃度が低下して、両手の指や口唇が痺れた感覚になって、胸苦しさや呼吸困難による死の恐怖に置かれるんです。
「このまましばらく横になっていれば落ち着くから」となだめたけど、パニック状態がひどくなったから、ラブホのフロントに電話をして救急車を呼んでもらいました。興奮し過ぎるのも考えものかも？
